2016年7月31日~8月14日 R.Kさん (大学2年生)

<このプログラムを選ばれた理由についてお聞かせください>
留学にもともと興味があり、アルバイト先の人でオーストラリアへ留学したことのある人が多く、話を聞くとすごくいい場所だったと聞いて、オーストラリアに行ってみたいと思っていたところ、学校の留学説明会のチラシを見つけ説明会に行って、期間と内容を見て、子供と遊ぶことが好きなので、ちょうどいいプログラムだと思い申込みました。

<準備段階での心配事や、不安に思っていたことについてお聞かせください>
大学で学んでいるのは幼児教育系のことではないので、全く知識がないままで大丈夫なのか、すごく不安だった。また、英語もしゃべれないに等しいため、ホストファミリーや幼稚園の先生たちとうまくコミュニケーションとれるか不安だった。

<ボランティア先での活動内容を教えて下さい>
子供たちの食事の準備、一緒に絵を描く、外で学ぶ子供たち監視、ケンカの仲裁、掃除など。

<ボランティアの感想と、そこから学べたことは何かありますか>
一緒に絵を描いたときは、子供たちから”xxを書いて~”とリクエストされ絵を描くと、すごく喜んでくれて、嬉しかった。3~4歳のクラスを担当しており、子供たちはおもちゃの取り合いでしょっちゅうケンカをしていて、その仲裁をするのは、頑固な子もいて大変だった。何より言葉の壁があり、歯がゆい思いをすることが多かった。

幼稚園では、先生に何か指示されるわけではないので、自分で何をすればいいか考えなけれあならないため、人に頼ってばかりではいけないと学んだ。また、子供たち”~してほしい。”と言われても、簡単に受け入れるのではなく、"Try!!"と自分自身で行動させることも大切だと学んだ。

<ホームステイの生活はいかがでしたでしょうか>
家では基本的に、ホストマザーと2人で休日は予定がないと言ったら、ショッピングセンターに連れて行ってくれました。すごくいいお母さんで作ってくれるご飯は全ておいしくて、私が風邪をひいたときもすごく心配してくれて、たくさん尽くしてくれました。幼稚園では、特に何かしてと言われることがなかったものの、先生たちは、私の事を気遣ってくれて、アイコンタクトを取ってくれたり、大丈夫?とこえをかけてくれました。子供たちも、日に日に私に心を開いてくれて、すごくかわいかったです。

<後輩へ、何かアドバイスはありますか>
英語がもともと苦手であまりしゃべれないのであれば、行く前にある程度勉強しておく必要があると思います。相手の行っていることがわかっても、自分のおもっていることをうまく英語にできず、歯がゆい思いをしてしまうと思います。もっと英語がはなすことができれば、もっと毎日楽しく過ごせると思いました。家では、遠慮をせず、Yer or Noを伝えた方が良いと思います。はっきり伝えないとホストファミリーも生徒がどのような子なのか理解できなくなってしまうし、こちらもストレスが溜まってしまいます。何事も挑戦だと思うので、失敗を恐れず、様々なことにチャレンジして色々な経験をした方が良いと思います。

<最後にこのプログラム全体を通して、感想をお願いします>
最初は不安ばかりで、日本が恋しいと思っていました。しかし、幼稚園やホストファミリーにも慣れてくれると毎日楽しくなりました。2週間はあっという間で、上手く言いたいことが伝えられず、もどかしくなったり、風邪をひいてつらい思いをしましたが、全ていい経験だったと思います。もっといろいろな場所へ、観光をしたかったので、また来たいと思いました。幼稚園の子供たちはきっと忘れてしまうだろうけど、私はみんなとすごした時間を忘れないでいようと思いました。2週間、とても素敵な時間を過ごせて家族にも感謝しています。