2020年2月16日~3月1日 M.Aさん (大学4年生)

<このプログラムを選ばれた理由についてお聞かせください>
元々(特に英語での)ボランティアに興味を持っており、長く時間の取れる学生のうちにと考え、応募しました。幼稚園ボランティアを選んだのは、子供が好きだからという理由です。

<準備段階での心配事や、不安に思っていたことについてお聞かせください>
初めてのホームステイでしたので、緊張していました。英語でのボランティアということと、上手に子供と遊べるかという心配もありましたし、アジア人差別も心配でした。

<ボランティア先での活動内容を教えて下さい>
私の幼稚園では、数時間ごとに外での遊びと屋内での遊びを切り替えます。遊具や砂場での遊びを外で、中ではパズルなどを子供たちと行います。また、2週目には折り紙を教えたり、日本についてお話する機会も頂けました。食事の手助け、掃除も業務の一部となります。

<ボランティアの感想と、そこから学べたことは何かありますか>
子供たちは自分から話しかけないと懐いてくれませんし、一緒に遊んでもくれません。逆に自分から話しかけると外でも屋内でも一緒に楽しく遊べます。2週目には困ったことがあるときや一緒に遊びたいとき、子供から話しかけてくれるようになり、非常に楽しい時間を過ごすことができました。
海外では積極性が必要とされること、自分から尋ねなければ誰も教えてくれないこと、空気を読むという文化がないことを改めて実感し、学ぶことができました。


<ホームステイの生活はいかがでしたか>
家族が忙しいながらも夜ディナーのあと、皆でテレビを見る時間をとても大切にしている家庭でした。食事は、お母さんが料理を得意としていたため、日本食からイタリアンまで様々な美味しい料理が食べられました。私も一度料理をもてなしました。息子さんは14歳でお年頃なので少し会話は難しかったです。一番の思い出は一緒にDeeWhyのクラブで外食をしたことです。文化の違いで一番感じたことは、オーストラリア人は非常に早寝早起きなので、夜は注意しないとなりません。


<後輩へ、何かアドバイスはありますか>
自信をもって、コミュニケーションするにも、ボランティアをするにも、事前の英語学習は必須だと思います。特に多少アクセントの癖に慣れておくためにも、私はオーストラリア人Youtuberの動画をたくさん見ておきました。とても役に立ちました。ただ、一番のアドバイスは楽しむ事だと思います。私もホストファザーが少し静かな方で難しかったですが、できるだけたくさんの時間を共有し、最後は楽しく会話をすることができました。

<最後にこのプログラム全体を通して、感想をお願いします>
最初の数日間、家庭でもボランティア先でも色々と難しく、つらく感じることがありましたが、慣れ始めた頃には時間もあっという間で、とても楽しく濃い時間を過ごすことが出来ました。ご飯も美味しく、人も親切なシドニーにまた来たいと強く感じています。